2010年03月06日
ワクワクムキムキ!



いい芝居を見ると元気がでる。昨日はいい役者、いい本とめぐりあえました。昨年の暮れに演出していただいた扇田拓也さんが、今回は役者として出演する舞台、「ピロクテーテス」を新宿に観にいきました。作家はハイナ・ミュラー。以前、ハイナ・ミュラーの作品に出演したことがありますが、改めて筋金入りの鋼鉄さを兼ね備えた作家だと感じ、感動しました。出演者男三人、三人三様。主役のピロクテーテスを演じた山本享さんは、孤独で清潔感がありそして強靭で、素晴らしかったです。
かもねぎショットの稽古に入る前に、本も読めなくなると思い図書館で沢山借りてきたものの読破できず、一番興味を持ったのは何十年かぶりにヴィクトール・エミール・フランクルの「夜と霧」を再読したことです。時が経ちこの本とどう向きあえるのか、また体験を元にしたこの本から、嘘のない言葉を見つけたかったのかもしれません。
ハイナ・ミュラーの冷たい刃物のような言葉、でもその言葉のエネルギーはとても心地よく聞こえてくるのです。大人でなければなさぬ領域というのは、淘汰もされず線も引かれてはいないけれど、それは確実にあって、その上品さの海のなかで自分にできるぎりぎりの状態で、創作し戦っている潔さを感じます。
ともあれ、私も今月、本番を控えています!でも連日の午前様で、睡眠時間欠乏。今日のお風呂には、きき湯をどっさり入れて、とにかく寝ます。皆さん、是非観にいらしてください。どうぞよろしくお願いいたします~稽古風景↓

(20:27)