2007年02月

2007年02月25日

隅田川
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今年7月10日に青山銕仙会(てっせんかい)能舞台において、「隅田川」を上演する運びとなりました。私はシテ(※1)を努めます。行方不明となった息子を探しに京都から東京の隅田川まで狂女となって探し求める母親の役です。そして初めて能面をつけます。この大役は以前からどうしてもやりたい役でした。子供を生まず終えるかもしれない自分の人生において、見ることはない子供をどこかでいつも追い求めている自分を、この母親に投影しているのかもしれません。いつもこの謡(※2)を聞くと悲しくて泣きそうになる私ですがまだまだ泣いてはいられません、勉強することがたくさんありますから。今はワキ(※3)方の宝生欣哉さんの元にも伺いご指導を受けています。シテは勿論、長年の恩師観世榮夫さんにご指導いただいています。能はシテはシテ方、ワキはワキ方の能楽師に指導を受けます。

思えば早稲田小劇場に入団した二十歳の頃、富山県利賀山房の能舞台を彷彿させたあの床を踏んだ時から、この時間は細く長くつながっていたのかもしれません。日本人は本当にすばらしい文化を持っているのですから、そのすばらしさを伝える教育がもっと盛んであってもいいと思います。まずは英語より母国語です。また日程が近くなりましたらお知らせさせていただきます。

銕仙会ホームページはこちら

(※1 シテ:能楽・狂言の主役)
(※2 謡:能楽の歌詞。謡曲)
(※3 ワキ:能楽・狂言でシテの相手役となる役者)

(22:30)

2007年02月18日

ZORA通信 春号

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東京で見る雪もなかなか良いものだと思いますが、雪を見ないまま春を迎えそうですね。せめて画像だけでも。秋田の雪と南天です。

さて、久々にZORAの近況報告などを。
ZORAの次回公演は、晩秋11月を予定しております。詳細は徐々にこのページでお知らせして参りますが、今日は作品の概要やテーマについての話し合い。2001年の結成以来、自分たちの身近な題材や抱えている問題から作品を作ってきたのですが、結成の頃は「子供を産まない女の性はどこへ行ってしまうのか?」ということをよく話し合っていて、それが作品にも反映されていたように思います。時が経ち、私たちの心境にも変化があり、この頃気になるのは「母親」です。母の想いであったり、母との関係であったり、母が過ごした昭和だったり。そういったことが作品に反映されてくるかどうかはまだわかりませんが、じっくりと稽古しながら立ち上げていきたいと思っております。

そのあと、昨年シアターχのフェスティバルの折に知り合った東京新聞の堀内さんと合流し、歌舞伎町の隠れ家のようなお店で遅めの新年会をしました。歌舞伎町界隈はひと昔前にはよく徘徊したもので、懐かしさを感じます。堀内さん曰く、旧暦によると2月18日が1月1日にあたるようで、とすると今日は大晦日。忘年会ということになります。おいしい肴とお酒に酔いつつ、芝居、歴史の話では、堀内さんの博識ぶりに感心しきりで深く頷き、恋愛の話では大笑いしながら、楽しい夜が更けていきました。

明けて今日は旧暦の新年。まさに新春。決意も新たにZORAも発信します。

(23:23)

2007年02月11日

立春
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立春も過ぎ梅の花が赤みを帯びています。昨夜赤坂の街を歩いていると春の匂いを感じました。人にはきっと節目というものがあって、ひとりひとりその訪れ方はちがうのでしょうけれど、この季節は人が新しい1歩へと踏み出すための準備の時間なのかもしれません。卒業、入学、入社、退社。そのためには決断しなくてはなりません。わたしも立春に、ひとつ小さな決断をしました。決断したら元気印がもくもく私の中にあふれ出し何をしても楽しく、調子に乗りすぎて遠方へ自転車を走らせました。帰宅したら鼻水が止まらない、風邪?

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さて話は変わって、今回は1/21に行われた日舞踊り初めの様子をおとどけします。若柳美乃さんのもと、全員が踊りお寿司を食べビンゴして宴会。この日は春色の着物を着てみました。いくつになっても女は女。美しいものを身につけたい。もし袖を通さずさみしい思いをしている着物がありましたら、わたしの体温で暖めてさしあげますのでどうぞ遠慮なくご連絡ください。

雪は降らずとも春は来る、来る?……その前に花粉症、クッション!風邪ではありませんでした。

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(22:18)

2007年02月05日

『会議』を終えて
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敬愛するフランソワ・オゾン監督の作品で「8人の女たち」という映画がありますが、今回9人の女の舞台でした。本番直前のドタバタが嘘のように、舞台上はご覧の通り優雅で華やか。この素晴らしい衣裳はタカハシ佳さんの手によるもの。巻き毛まですべて手作り!

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広岡さんは、ずいぶん以前から気になる女優さんでした。ご一緒してみると「決して過多な表現はしないのに、もうその人物にしか見えないものになっている!」凄い人でした。帰り道が一緒でお話も出来て嬉しかったです。多田さんとは、昨年恐れ多くも二人芝居に挑み、お宅にもお邪魔して二人で稽古しました。すごく緻密に作る方なのですが、絶対計算では出せない答えを見せてくれます。今回初めてご一緒した大草さん、舞台上でも楽屋でも面白すぎてとても一言では語れません。舞台から落ちて固まってた姿が目に焼き付いています。笠さんは初めて稽古場でお会いした時に「天才だ」と思いました。確かに天才的なところもあるのですが、その上努力家だったりもするので末恐ろしい。今回いろいろな意味で舞台を支えていました。栗ちゃん、この度わたしこの人のファンであることを確信しました。つい目で追ってしまう。全然涙もろくない私を毎回泣かせてしまう。なぜか姉(親?)のような気持ちになってしまうのです。安奈ちゃんは「椿組」の舞台で見ていて好きな女優さんでした。今回は最年少、役も子供で可愛いのんちゃんでしたが、演じる役によって全く違う表情を見せてくれそう。かもねぎ準団員の井草ちゃん、去年会った時と顔が全く違ってました。力強い笑顔でのびのびと舞台に立っていました。高見さん、実はお客でかもねぎを見ていた時、役者としての高見さんがかなり好きで、今でも再現できるくらい細かく覚えています。ちっちゃいけど作・演出です。カーテンコールの際、うつむきがちにボソボソと挨拶するのが、共演陣には不評でしたが、意外と男性客の心を掴んでいたようです。そういえば「実はボク高見さんが好きなんだ」という声も聴きました。モテるのか?9人目の出演者はです。黒柳徹子とか桜塚やっくんに似てると言われましたが、断じて可愛いお人形です。一期一会。このメンバーでこの芝居をやることは(たとえ再演があったとしても)二度とありません。だから素敵なんだと思います。共演者、スタッフ、見に来下さったお客さま、本当にありがとうございました。

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photo/Gasho Ito


(02:55)

2007年02月03日

時流に乗って(踊らされて?)恵方巻のまるかぶりを初体験。この風習がなぜ全国的に流行ったのか実際やってみると理解できる気が。だってまじめにやるほどバカバカしくて楽しい!
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(03:58)