2009年01月
2009年01月24日
初雪

家での宴会にすっかりはまっており、今日はこんなに長いつきあいなのに吉村さんがはじめて我が家に来ることもあり、朝から大掃除。気温は低いのにうっすら汗をかき、ふとベランダに出ると雪が降り始めています。ふわふわと揺らめくその無重力感と美しさに動きがとまり、しばらくボーと見とれてしまいました。
最近少し時間ができたので、家の近くの川沿いをよく散歩します。かも、サギ、そしてそれはもう丸々と太った白、赤、黒い鯉が、ゆらゆら泳いでいます。この寒空、生き物は強いな。
もっと料理がうまくなりたい。今日の献立はちらし寿司、かぶのクリームシチュー煮、かぶの葉のおしたし、ジャーマンポテト、チーズ、ナッツ。お酒はシャンパン。そして吉村さんが、オリーブと白ワイン、いちじくのパンをお土産に持ってきてくれました。最高に幸せ。今年の芝居のプランを練りながら、今日も暮れていきます。明日もどうぞいい一日になりますように

家での宴会にすっかりはまっており、今日はこんなに長いつきあいなのに吉村さんがはじめて我が家に来ることもあり、朝から大掃除。気温は低いのにうっすら汗をかき、ふとベランダに出ると雪が降り始めています。ふわふわと揺らめくその無重力感と美しさに動きがとまり、しばらくボーと見とれてしまいました。
最近少し時間ができたので、家の近くの川沿いをよく散歩します。かも、サギ、そしてそれはもう丸々と太った白、赤、黒い鯉が、ゆらゆら泳いでいます。この寒空、生き物は強いな。
もっと料理がうまくなりたい。今日の献立はちらし寿司、かぶのクリームシチュー煮、かぶの葉のおしたし、ジャーマンポテト、チーズ、ナッツ。お酒はシャンパン。そして吉村さんが、オリーブと白ワイン、いちじくのパンをお土産に持ってきてくれました。最高に幸せ。今年の芝居のプランを練りながら、今日も暮れていきます。明日もどうぞいい一日になりますように

(18:34)
2009年01月18日
2009年01月11日
ZORA JAPAN 
海外公演への夢。夢を夢のまま終わらせないためにも、これからです。今回、観劇してくださったお二人の方から、応援のお言葉をいただきました。一人は演劇評論家の方、もう一方はアゴタ・クリストフさんの全作品を翻訳している堀茂樹さんです。堀さんに観ていただけた事は、本当にうれしかったです。そして今日はそのへんをちっと話そうかなと思います。まず何故海外公演をしたいのか?私の中で大きく分けて、3つあります。

? 私はアゴタ・クリストフさんに会いたいと思っています。どんな方なのか、じかにお会いしたいのです。まさしくファンです。そしてアゴタ・クリストフさんの住んでいるスイスで公演をし、観ていただきたいのです。この作品にはじめて触れたときの印象を今も覚えています。甘ったれてなく、言い訳もなくシンプル、そしてユーモアがある。理屈ではない人生をしみじみと感じさせてくれる。私にとって、カッコイイ女性です。
? 以前、シアターχ(両国にある劇場)が主宰する、ギィ・フォワシィ(フランスの戯曲作家)フェスティバルに参加した時の事です。ギィ・フォワシィさんも来日されていて、終演後、私達を強く抱きしめてくださいました。あの時に存命されている作家の方と、作品を介し、共に喜びを分かちあう嬉しさを知りました。まして私達、フランス語喋れませんしね。スキンシップのみ!
? そして日本を出ること。30代の頃、劇団で、随分と海外公演を経験させていただきました。内気な私は、本当に海外に行きよかったと思っています。言語が違う人の前で芝居をすること。異国の地で地図を片手に道を聞くこと。まだ味わったことのない食・お酒にめぐりあうこと。それらのことに動揺しながらも、ときめいていたのです。そして怖さも知りました。この路地に入ったら戻れないのではないかという恐怖。これまで味わったことのない闇を感じたのです。そして日本に戻ってきたら、日本語を愛している自分に気づきました。いまだにうまく喋れません、日本語。でもそうやって、飛び出すことによって見えてくるものがあるのです。これまでは他人のふんどしで相撲を取ってきました。でも今は、自分達で築きあげたZORAで実現できたら、私達にとってもっと違う何かが見えてくるのでなないかと思うのです。

~お正月に出向いた神田明神。ここには、商売の神様がおられるとのこと。私たちに足りないのは、夢を実現させるための資金、制作力。もっと体力をつけて、協力してくださる方達と、歩んでいきたいと思っています。手綱をひきしめて参ります。皆様にとっても、どうぞいい年になりますように。またお会いしましょう!

海外公演への夢。夢を夢のまま終わらせないためにも、これからです。今回、観劇してくださったお二人の方から、応援のお言葉をいただきました。一人は演劇評論家の方、もう一方はアゴタ・クリストフさんの全作品を翻訳している堀茂樹さんです。堀さんに観ていただけた事は、本当にうれしかったです。そして今日はそのへんをちっと話そうかなと思います。まず何故海外公演をしたいのか?私の中で大きく分けて、3つあります。

? 私はアゴタ・クリストフさんに会いたいと思っています。どんな方なのか、じかにお会いしたいのです。まさしくファンです。そしてアゴタ・クリストフさんの住んでいるスイスで公演をし、観ていただきたいのです。この作品にはじめて触れたときの印象を今も覚えています。甘ったれてなく、言い訳もなくシンプル、そしてユーモアがある。理屈ではない人生をしみじみと感じさせてくれる。私にとって、カッコイイ女性です。
? 以前、シアターχ(両国にある劇場)が主宰する、ギィ・フォワシィ(フランスの戯曲作家)フェスティバルに参加した時の事です。ギィ・フォワシィさんも来日されていて、終演後、私達を強く抱きしめてくださいました。あの時に存命されている作家の方と、作品を介し、共に喜びを分かちあう嬉しさを知りました。まして私達、フランス語喋れませんしね。スキンシップのみ!
? そして日本を出ること。30代の頃、劇団で、随分と海外公演を経験させていただきました。内気な私は、本当に海外に行きよかったと思っています。言語が違う人の前で芝居をすること。異国の地で地図を片手に道を聞くこと。まだ味わったことのない食・お酒にめぐりあうこと。それらのことに動揺しながらも、ときめいていたのです。そして怖さも知りました。この路地に入ったら戻れないのではないかという恐怖。これまで味わったことのない闇を感じたのです。そして日本に戻ってきたら、日本語を愛している自分に気づきました。いまだにうまく喋れません、日本語。でもそうやって、飛び出すことによって見えてくるものがあるのです。これまでは他人のふんどしで相撲を取ってきました。でも今は、自分達で築きあげたZORAで実現できたら、私達にとってもっと違う何かが見えてくるのでなないかと思うのです。

~お正月に出向いた神田明神。ここには、商売の神様がおられるとのこと。私たちに足りないのは、夢を実現させるための資金、制作力。もっと体力をつけて、協力してくださる方達と、歩んでいきたいと思っています。手綱をひきしめて参ります。皆様にとっても、どうぞいい年になりますように。またお会いしましょう!
(23:21)
2009年01月05日
2009年01月01日
あけましておめでとうございます。
本年もZORAをよろしくお願いいたします。
本年もZORAをよろしくお願いいたします。
『エレベーターの鍵』
『灰色の時刻、あるいは最後の客』
2009.12.26-28 theatre iwato 撮影・伊藤雅章
『エレベーターの鍵』


下総源太朗・扇田拓也

もうひとつの人生
『エレベーターの鍵』に寄せて 坂本容志枝
「エレベーターの鍵」の美しさは、ひとすじの光だと思います。何もかもなくしたものが、それでも乞う希望の光。それが最後のこの女の台詞によって、この舞台を完結できればと思っていました。当初は、この役は自分でやりたいと思っていましたから。多分、吉村さんは恥ずかしがりやか、臆病か、まだまだ曝け出せる要素は、ぎっしりあると思っています。もっともっと自分の中に埋没していいのにと私は思っていました。でも終わりました。実はこれからが正念場ですね。再演する際に、課題がたくさんみつかったと思っています。私としても同じこと。そしてやはり作家のアゴタ・クリストフさんが浮かんできます。「もうひとつの人生」「もうひとりの私」私が二作に共通して感じていたことです。
千秋楽翌日、この舞台のDVDが届きました。編集の為パソコンに向かっていると、あまりの自分の下手さ加減に辟易し元気もでません。スーパーの派手な垂れ幕も、年末のテレビも見る気がしません。この辺は、舞台が終わると吉村さんの切り替えは早く、淡々と違う行動に向かっています。こんな二人ではありますが、今回この公演を実現できて本当によかったと思っています。関わってくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。さてあと3分で新年が明けます。反省は肝に銘じ、ZORAはこれからもっとたくましく活動する気でおります。あと2分、どうぞ皆さんよろしくお願いいたします。(ここで思案し1分経過)2009年0:00になりました。あけましておめでとうございます!
『灰色の時刻、あるいは最後の客』

宮島健


燦然と輝く暁
「灰色の時刻、あるいは最後の客」に寄せて 吉村恵美子
この作品に出会った時、短編詩のようなタイトルにまずやられました。台詞にまた、やられました。「灰色の時刻、あるいは最後の客」演出をお願いしたこと、坂本と共演しないZORA。初めて尽くしの公演です。そんなわけで、その稽古風景を私は少し遠くから見ていました。相手役の宮島さんも良く知っているので、ふたりが、しみじみと語ったり、笑い合ったり、罵り合ったりする様は、個人的にある種の感慨を呼んでしまいます。演出家は繊細、緻密。日を重ねる毎に、絶望の色合いと、諦めの明るさが際だち、私の知ってるふたりでありながら、フィルムノワールの登場人物のようであったり…そして、今回出来上がった舞台写真を見て驚きました。このふたりの色っぽいこと!殊に坂本の表情は、男性の演出家に引き出されたものか、と少し悔しい気持ちにもなりました。アゴタ・クリストフの作品と出会って数年、やっと公演に漕ぎつけましたが、公演は終わりではなく、これから始まる予感に満ちています。
(09:29)



