2008年08月

2008年08月31日

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惜別
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先週月曜日の深夜に、深浦加奈子さんの訃報を聞きました。その夜はいつかそんな知らせを受けるんじゃないかという不安があり、でも現実にその時がきてしまって、途方に暮れました。一週間経って、悲しみは深くなります。第三エロチカに入団した時からずっと憧れの存在で、その後、多忙な彼女を画面で見るだけの10余年を経て、交流が再開したのは病を患ってからでした。劇団の舞台で輝いていた時、映像での姿、普段の気さくな雰囲気も、ほんとうにかっこよく、潔く。再び舞台の活動を精力的にされていたので、元気でいて欲しい、いつか共演したい、とひそかに思っていたんですよ。「ヨシムラなんかまだまだ」と言われそうですが。大好きな加奈子さん、どうかゆっくり休んでください。ご冥福をお祈り致します。

***

前回に引き続き、次回公演の出演者のご紹介です。『灰色の時刻、あるいは最後の客』には、娼婦と客の二人の他に、隣人のミュージシャンが出てきます。この役を本物のミュージシャンの方にお願いしました。お二人には、『エレベーターの鍵』の方でも、芝居の中でコントラバス、ヴァイオリン、(もしかしたら他の楽器も!)を奏でていただきます。

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コントラバス奏者の村木充さんです。ジャズ、クラシック、ポップスなどジャンルを問わず、都内を中心にライブ活動などをしています。

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ヴァイオリン奏者の少路健介さんです。若いけれどジャズを中心にキャリアは充分。勝田演劇事務所でご一緒した縁でお誘いしました。

冬の劇場で、お芝居と生演奏を存分に堪能して頂けますように・・・。

(10:15)

2008年08月29日

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新宿ゴールデン街劇場で、アゴタ・クリストフの『ジョンとジョー』を上演しているとの噂を聞き、早速行って参りました。ジョンとジョーを演じているのは、柄本明さんのご子息である柄本佑さんと時生さん。若いのになぜか枯れた風情のお二人。とぼけたやりとりが最高におかしくて、戯曲のおもしろさを引き立てていました。ウエイター役の方の居ずまいや、無言の女性客を登場させる演出なども興味深く、勉強になりました。小さな劇場の可能性も感じ、収穫の一日!

(01:13)

2008年08月24日

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夏の雨

こんなにゆっくり夏を過ごしたのは、久しぶりでした。今月は毎日少しずつ部屋の掃除をし、懐かしい衣装や本を処分しました。冷房のない部屋で、アイスノンを首に巻き、滝のごとく噴出してくる汗とともに、古いものを一掃しました。片付けていると、自分の偏屈な歴史が蘇ってきます。こんな本を買うなんて、こんな柄の服を買うなんて…。そしてどうしても捨てられないものに遭遇し、急に時が止まります。涙ともため息ともつかないものが押し寄せて、あまりに時が経ってから人のやさしさが身に沁み、呆然とします。そしてオリンピック観戦。スイカを食べ、スポーツクラブ。あとは何もせず、だらだらと。すっかり怠惰になりました。夜、部屋で風に吹かれているのがとても心地よいです。

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今回は『灰色の時刻・あるいは最後の客』の役者紹介です。この作品は、年老いた娼婦と昔馴染みの客の会話で紡いでいきます。

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まず私(坂本容志枝)、年老いた娼婦の役です。私の実年齢よりもっと齢を重ねたほうが、枯れて、明るくなれるのかなとも思いつつ。娼婦という役柄は、興味がつきないですね。まずこの職業についての探究心と、女性として大切な部分にどう折り合いをつけながら暮らしてきたのか。…これからです。

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長年の客(宮島健)さんです。劇団第三エロチカ時代の先輩であります。たくさん一緒に舞台をやってきました。こうしてまたやれることになり、うれしいです。宮島さんのこれまでの役者のイメージは蛮勇的なものが多い気がするのですが、これまでにない繊細でやさしい部分が自然にでてきたら素敵だなと思います。新境地に乞うご期待!

この作品には、あとヴァイオリニストが登場します。そして二つの作品は、全て生の音楽で奏でることから、コントラバスの方も登場。このお二方の演奏家の方の紹介は来週させていただきます!お楽しみに。

(15:02)

2008年08月17日

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送り火

盆の終わり、玄関先で火を焚き、ナス牛の背に乗って帰る亡き人を見送っていたら、不意の雨。驟雨が火を消して去り、そのあとすこし涼しくなりました。終わりのないように思えた猛暑も少しずつ過ぎ、まだまだ先と思っている冬の公演も結構すぐに来てしまうもの。ZORAは一歩一歩進んできましたが、今回は、気合いを入れて、大きな一歩を踏み出そうとしています。
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先週、古屋誠一さんに撮って頂いた写真が出来たので、少しずつ公開して参ります。12月の公演は二本立て。今回は『エレベーターの鍵』に出演する役者を紹介します。

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わたし(吉村恵美子)です。
夫にエレベーターの鍵を取り上げられる「女」という名の役。自由を奪われるもの、その描き方が、現象としては暗いのだけど、印象は強くて、乾いている。アゴタ・クリストフのそういうところに惹かれているわけで。どのような「女」になるか・・・これからじっくりと取り組みます!

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下総源太朗さんです。
80年代半ばよりそれぞれの劇団で活動しており、お互い顔見知りではあったものの、昨年『カノン』に出て頂き、初めて一緒にやって、改めてこの方の役者としての存在感と、演出家としての才能を感じ、演出と出演をお願いしました。今回は、建築家の夫の役です。ありのままの人です。ありのままであることが素敵な人です。

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扇田拓也さんです。
1996年、日本大学芸術学部メンバーを中心に 「ヒンドゥー五千回」を立ち上げ、以来、構成、演出、役者をこなす扇田さん。特に今年はZORAを含め3本の舞台の客演とヒンドゥーの公演も控えており、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍!今回、医師を演じます。にじみ出るやさしさとその奥に潜む冷徹さはハマリ役となるでしょう。

ヒンドゥー五千回のページはこちら

次回は『灰色の時刻、あるいは最後の客』の出演者を紹介します!

(20:35)

2008年08月11日

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残暑お見舞い申し上げます。

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役者は揃った!

『エレベーターの鍵』
『灰色の時刻、あるいは最後の客』


二本立てでお贈りする12月ZORA公演に出演する役者が決定致しましたので、紹介します。

下総源太朗(演出/出演)
宮島健
扇田拓也
少路健介(バイオリン)
村木充(ベース)
坂本容志枝
吉村恵美子


ZORA至上最強メンバーの集結です!
今後も公演の情報を随時公開して参りますのでお楽しみに!

ズンズンズンドコ!

今日は初台のオペラシティで、写真家古屋誠一さんのトークイベントがありました。古屋さんのトークは愛が深く、そして現在の日本の状況をも鋭く見抜き、素敵でした。その後、ZORA12月公演の写真も古屋さんに撮影していただくため、関係者一同集まりました。演出家、下総さんとも今日はじめて会ったばかりなのに合性もグー。写真撮りも終え夕方涼しい風が吹きはじめました。相棒吉村さんと英国パブで軽く飲み帰宅すると、わが町は盆踊りの真っ最中。氷川きよしさんのズンドコ節が鳴り響いています。そして東京音頭。先日の雷以来ようやく蝉も鳴き始め、オリンピックも開催!私は毎日スイカを食べ元気にしています。皆さんも夏バテせずお元気で!(サカモト)

(09:08)